水産学部2年生の雲中です。
2014年1月26日(日)『え!?新入生が展示解説!?』でデビューする1年生の
第1回ビデオチェックを行いました。
ビデオチェックとは、実際に展示室にて行うリハーサルを録画し、その映像をみんなで見直す行程です。「解説の内容」ももちろんチェックしますが、それよりも気をつけるのは「立つ姿勢」「身振り手振り」「くせ」などです。普段はなかなか気付きにくいものですが、客観的に自分を見ると、髪の毛を触ったり足を何度も踏んだり、上半身を揺らしたりと色んな「くせ」があることが分かります。
展示室に行く前に教室でPowerPointを使って
「リハーサルのリハーサル」を前日行いました。実際に声に出して読むと気付くことがたくさんあります。
新しく導入されたモバイルプロジェクタが大活躍!これでどの教室でもリハーサルができます。
『氷の海の民のお話』
岸百合子(文学部2年生)
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ビデオチェック当日です。1年生が展示室で練習をする前に、2年生による展示解説見学会を行いました。
会場の2階『考古学ミュージアムラボ』は
標本庫をイメージした部屋になっています。他の展示室とは違う雰囲気も楽しめます。
そしていよいよ新入生による練習!
今回は2台のビデオカメラで様子を録画しました。ビデオカメラで撮影されながらの展示解説は、人に見られているのとは違った緊張感があります。
水産学部1年生の岩崎峻は、1階『循環から見る自然と人−森・土・水』で
バイオマス燃料について解説いたします。地球規模の問題から家庭でできる取り組みまで、環境問題がとりただされる今日ホットな話題です。
水産学部1年生の江口剛は、2階『海洋−海を科学する』コーナーで海底資源について
解説いたします。「メタンハイドレート」「排他的経済水域」「レアメタル」…ニュースなどでもよく耳にする言葉が登場します。
やる気満々1年生!
テーマ決め、原稿作りなどを経てたどり着いたビデオチェックでした。今回練習した1年生は2人とも初めてのビデオチェックでしたが、初めてとは思えないほど落ち着いて
話すことができました。1月末〜2月頭の試験週間を乗り越えればいよいよ春休みです。3月のデビューに向けた練習に1年生はやる気満々です。
(担当:雲中 2014年1月29日)