2015年3月14日

2/28,3/1の展示解説の報告


 こんにちは!医学部3年の北野です。
今回がMouseion Blog初投稿になります。よろしくお願いします。

 北大ミュージアムクラブMouseionは、2015年2月28日〜3月1日にかけて展示解説を行いました。総合博物館は現在、改装工事中で仮説足場で覆われて入っていいのか不安になってしまうような状況ではありましたが、予想以上の人数の来館者に解説を聞いて頂けました。

 今回の展示解説では以下の学生が解説を担当しました。
「牛」            井宮汀士郎(教育学部1年生)
「人と生物・在来種と外来種」 岩崎峻(水産学部2年生)
「氷の海の民のお話」     岸百合子(文学部3年生)
「タヌキの生態」       伴遼太郎(農学部2年生)

「牛」井宮汀士郎(教育学部1年生) 
 「牛」という一文字で表された何とも目を引くタイトルですね。乳牛や肉牛についてや、骨格標本を用いたヒレやサーロインなど、牛肉の部位別の解説など、非常にお腹の空いてくる話題でした。焼肉を食べに行く時の雑学として知っているといいかもしれないですね。

「人と生物・在来種と外来種」
 写真がうまく撮れていませんでした。すみません…
 ここでの解説は外来種問題に焦点をあてたものでした。在来種と外来種に関する基礎知識を分かりやすく解説してもらい、「外来種が必ずしも悪なのか?」などの問題についても話してもらいました。意外にも身近な所に外来種は存在していますが、これらの外来種に人としてどう接っしていくべきか考えさせられます…


「氷の海の民のお話」岸百合子(文学部3年生)
 オホーツクで栄えた文化について、目の前にあるオホーツクの暮らしを再現したミニチュアを使っての解説です。普段、聞くことのあまりない内容で随所で思わず「へぇ〜」と言ってしまいそうになります。北海道大学ならではの解説で、北海道について知る良い機会になるかと思います。




「タヌキの生態」伴遼太郎(農学部2年生)
タヌキの生態についてグラフなどを用いて詳しく解説してもらいました。タヌキがいつ、どこで、どのように生活しているのかや、タヌキとアライグマの見分けるポイントなど、聞いてみるとなかなか面白い内容でした。北海道でもエゾタヌキというタヌキがいるそうなので、見かけた時には解説の内容を思い出せるとより楽しめそうですね。

 2014年度の展示解説もこれで無事全て終了致しました。解説を聞いてくださった来館者の皆様、展示解説を開催するにあたり協力してくださった皆様、ありがとうございました。