2012年8月31日

【Mouseion夏休み自由研究企画】博物館レポ

こんにちは!
二年の川原です。

夏休みに行った博物館を報告するという企画ありましたよね!?
せっかくなのでブログで報告したいと思います。

8月27日、実家に帰省したついでに東京にある国立近代美術館に行ってきました。


国立近代美術館は工芸館と美術館がありますが、
といっても今回は、工芸品・美術品を観に来たわけではありません。
いや本当は観たかったのですが、美術館に着いた頃には、もう閉館していました……

今回近代美術館まで足を運んだのは、

福永信・古川日出男・谷川俊太郎による朗読会

を聴くためでした。

谷川俊太郎さんの詩は小学校の国語の教科書で、
古川日出男さんの小説は中学生から読んでいたので(『アラビアの夜の種族』とか最高です)、
ぜひ参加したいと思っていました。
いわゆる朗読会というものに参加すること自体が初めての経験でした。

開演の一時間前、美術館のラウンジに着くと、こんな感じでした。


もうすでにラウンジにはたくさんの人がいて、前ではDJが音楽をかけていました。
はじめはラウンジが会場なのかなと思ったのですが違ったらしく、時間になると前の扉が開いて…

扉の向こうは、白を基調にしたホールが会場になってました。(ここから撮影禁止!)

さて朗読会と聞くと、どちらかというとお年寄りの人が多いようなイメージが個人的にありましたが、
実際はまったくそんなことはなく、むしろ二十代三十代の人がほとんどでした。これは意外でした。

朗読会はとても面白かったです。

それぞれ自由に自分の作品を朗読されていて、まったく堅苦しい感じがないのです。
特に谷川俊太郎さんは、当時自分がどういう気持ちで詩を作ったのかをお話ししながら、
ときにユーモア満点の詩も織り交ぜて朗読し、会場は笑いが絶えませんでした。
やっぱりどうしても国語の授業から入ってしまうと、「勉強」という考えが頭をよぎってしまいますが、
もっと自由に詩のリズムだったり言葉のもたらすイメージを、純粋に楽しめばいいということがわかった気がします。

当日は入場フリーだったこともあって、本当にたくさんの人が会場にいました。
次に来るときは、ちゃんと工芸館・美術館を観たあと、またこのようなイベントに参加できたらと思います。

1 件のコメント:

  1. うわぁ!すごい!!
    朗読会に参加したことないから、すごく行ってみたい!

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