大学生は9月まで夏休み!ということで、旭川に日帰り旅行をしました。mouseionの遠足としては、もっとも遠出の旅行です。
目的地は、旭川美術館と科学館「サイパル」。当然、旭山動物園という選択肢もあったのですが、動物園は4月に円山に行ったし、また別の機会にということで。
札幌駅に朝7:30に集合して、旭川までは高速バスで二時間。今回の参加者は11人(1年生6人、2年生3人、3年生2人)だったので、回数券を買えばバス代は安くなります!団体料金を使えば、入場料も安くなります!
まず旭川に到着したら、駅の観光物産情報センターにて、レンタサイクルを借りました。旭川美術館と科学館では少し距離があるため、自転車での移動が便利です。移動しながら、旭山の街並みを眺められるのも良かったです。
ただ当日は、天候が若干不安定で、駅から旭川美術館まで移動する際、突発的な雨に見舞われてしまいました……(幸い、それ以降の移動では曇りのままキープ)。
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旭川美術館では、「奇才 ダリ版画展」を開催していました。実は今回の旅行において、このダリ展を観るのはとても重要なミッションでありました。といいますのは、このブログの7/7の記事(http://mouseionhk.blogspot.jp/2013/07/76.html)の最後の段落をご参照ください!
その中でも印象深かったのが、数々の有名な画家たちに関してダリ自身が採点表をつくっていることです。「技術」「独創性」「天才性」など、複数の項目に分け、それぞれ20点満点で採点しています。レオナルド・ダ・ヴィンチやフェルメールといった画家たちにほぼ満点の得点を与える一方、あの超有名画家に対しては平気で0点をつけていたりするのです。
そして、面白いのがそれらのリストの中に「サルバドール・ダリ」を加えているところ!なんと自分で自分を採点しているのです。さて、気になる点数は……
ほぼ満点!
でした。
ダリ展と同時開催されていたのが、「アートにすわろう!」です。上の写真のように、さまざまな形状の椅子がならんでおり、自由に座ることができました。デザインの斬新さを極めたものから、とことん座り心地を追求したものまで、デザインの奥深さを知ることができました。
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旭川美術館を出たあとは、科学館まで移動する途中で、「ラーメン すがわら 本店」に寄り昼食。「深い旨み、喉ごしすっきり!!虜になるスープ」(観光物産情報センターにて配布の「あさひかわガイドマップ」より)を、存分に堪能しました。やはり、「食」は旅の醍醐味の一つです。
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つづいて、第二の目的地である科学館「サイパル」へ。
時間の都合上、特別展は観られなかったのですが、常設展とプラネタリウムを観ることができました。
個人的には、科学館に来るのは結構久々のことで、「科学館って、こんな面白いところだったのか!」という驚きがありました。一つ一つの展示は遊園地のアトラクションのような面白さで、自然と童心に返りながら、科学の楽しさを体感することができたのです。
たとえば、下の写真は「宇宙ごま」と呼ばれる展示。
かっこいいですね!無重力状態を体感でき、実際、宇宙飛行士の訓練として用いられるものだそうです。
写真を見ているだけでも酔いがまわりそうですが、やっぱりかっこいいです!
小さい頃、漠然と宇宙的なものや未来的なものに思いを馳せていた、あの感じです。
札幌の青少年科学館は、来年の4月下旬まで大規模工事ということで、改修された際には、ぜひ一度行ってみたいと思いました。
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4時半頃まで科学館にいたあとは駅で自転車を返し、それからみんなで夕食を食べ、8時発の高速バスに乗って札幌に帰りました。
一日で往復し、二つの施設をめぐり、食事も二回、となかなかタイトなスケジュールでしたが、その分、充実した一日を過ごせたのでは、と思います。
北海道はとても広いですし、時間のあるときは少し札幌から足をのばし遠出してみるのも楽しいのではないかと感じました!
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